「物忘れ」ビジネス全盛到来!?
日経MJに「『あれ、何だっけ』と闘う」という記事があった。
要約すると、
あたりが紹介されていた。ジムの話は置いておくとして、Amazonやアプリの話は考えてみる余地がある。
メモリ消費を抑えるサービス
実は今、きているのはこういうビジネスなんじゃないか。
かいつまんで説明する。人の頭にはメモリがある。短期保存というやつだ。例えば、「荷物が重いからいったん足元に置こう」ってやつ。覚えようとはしないが、無意識で覚えてるやつだ。しかし、当然ながら短期記憶なので時間がたつと忘れちゃう。荷物置いたまま移動したりしちゃう。
現代人の短期記憶はもうとっくに限界だ。よく言われる話だが、「便利になったが忙しくなった」
インターネットで簡単に継がれる分、メールは返さなきゃいけないし、SNSのはチェックしなきゃいけないし…TODOリストが増える一方。しかもそのTODOは長期で取り組むものじゃなく、短期で片付けるべきものだったりする。
そこで、メモリ消費を抑えるサービスの登場である。
記念日を登録するアプリなんか分かりやすい。一度登録しちゃえば、後は忘れててもアプリが勝手に教えてくれる。
Amazonのダッシュボタンもおんなじだ。我が家は小さい子どもがいるので、おむつが必要。買いだめしても置く場所がないし、買いに行くとかさばる。通販がベストだけど、結構忘れちゃう。そんな時にボタン一つで買えると、便利だしボタンの存在で気づきやすい。
何を当たり前のことを…と思うかもしれないが、実はビジネスの本質って人の不満とか不安とか不便さを因数分解してサービスにすること。振り返ってみると当たり前のことをいち早く見つけ出してビジネスにした人が勝っている。
メモリをアウト・ソーシング
ちなみに私もいくつかやってる。
- 必要な食材はネットスーパーの定期便(これで「必要な時に無い」がほとんど無くなった)
- 記念日は全てアプリで管理
- 洋服の定額制(実はこれはもう少し違うビジネスモデルだが。季節ごとの服を買いに行かなきゃというメモリが節約できる)
皆さんも結構やってるはずだ。
こう考えると何か他にもビジネスになるかも。。。
個人的には子どもの予定を教えてくれるサービスとかあると嬉しい。幼稚園ごととか、学校ごととかでいいけど、予定と必要なものを教えてくれるやつ。どこかの企業が教育機関巻き込んでやってくれないかな。自分の予定で精一杯で、子どもの分も完璧に完璧に管理できないよ…